三重県 令和8年度 肉用牛生産基盤強化支援事業(繁殖雌牛増頭支援)
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目的
三重県内の和牛繁殖農家を対象に、和牛繁殖雌牛の増頭に要する費用の一部を補助します。全国的な繁殖基盤の脆弱化や肥育素牛の県外依存といった課題に対応し、県内での自給体制を強化することで、持続可能な肉用牛生産基盤の確立を図ります。導入費用に対し1頭あたり最大35万円(上限9頭)を支援し、県産和牛のブランド力向上と安定供給を促進します。
申請スケジュール
- 事業実施計画の承認申請
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事業開始前(原則)
令和8年度の事業実施に向けて、三重県知事へ事業実施計画の承認を申請します。
- 提出書類:事業実施計画(別記様式第1号)、事業内容一覧表(別添1)、取組農業者計画個票(別添2)など
- 提出先:三重県知事(事業実施主体の長が申請)
- 補助金の交付決定・着手
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承認後・事業着手前
計画の承認後、補助金の交付決定が行われます。原則として交付決定後に事業着手となります。
- 交付決定前着手:緊急かつやむを得ない事情がある場合に限り、交付決定前着手届(別記様式第3号)を提出することで先行着手が可能です。
- 事業実施期間
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- 事業実施期間開始:2026年04月01日
- 事業実施期間終了:2027年03月31日
繁殖雌牛の増頭や事業推進に関する具体的な活動を行う期間です。和牛繁殖雌牛の導入や、それに伴う事務手続きが含まれます。
- 事業完了報告
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事業完了後、速やかに
事業が完了した際、その成果を知事に報告します。実績報告をもって代えることも可能です。
- 提出書類:事業完了報告書(別記様式第4号)
- 実施状況報告(継続報告)
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- 報告締切:2月末日
事業完了後の効果を継続的に把握するための報告です。完了年度の翌年度から起算して2年間、飼養状況などを報告する義務があります。
- 提出内容:和牛繁殖雌牛頭数、子牛出生頭数、松阪家畜市場への出荷頭数など
- 提出書類:実施状況報告について(別記様式第5号)
対象となる事業
対象となる事業は「令和8年度肉用牛生産基盤強化支援事業」です。この事業は、三重県における肉用牛の持続的な生産体制を強化し、県内の肥育素牛供給を向上させることを目的とした支援策です。
■令和8年度肉用牛生産基盤強化支援事業
和牛繁殖雌牛の増頭にかかる費用の一部を支援することで、肉用牛全体の生産基盤を強化することを目的としています。令和7年度補正予算の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を財源としています。
<事業の目的>
- 繁殖基盤の強化: 繁殖農家の減少と繁殖雌牛頭数の減少に歯止めをかけ、その基盤を強固にする。
- 肥育素牛の県内供給向上: 県外依存を減らし、県内での肥育素牛の供給能力を高める。
- 肉用牛生産基盤の強化: 和牛繁殖雌牛の増頭にかかる費用の一部を支援することで、肉用牛全体の生産基盤を強化する。
<事業の具体的な内容>
- 繁殖雌牛増頭支援: 和牛繁殖への取り組みを強化するため、繁殖雌牛を増頭する農業者に対して、その導入費用の一部を支援します。
- 事業推進: 上記の繁殖雌牛増頭支援事業を円滑に推進するために必要な、事務的な経費を支援します。
<事業実施期間と支援対象期間>
- 事業実施期間: 令和8年4月1日から令和9年3月31日まで
- 支援対象期間: 令和8年4月1日から令和8年12月31日まで(この期間内に増頭した和牛繁殖雌牛が支援の対象となります)
<支援の対象となる農業者(支援対象者)>
- 所在地: 農場が三重県内にあり、かつ法人または個人事業主の本社・本店所在地が県内であること。
- 増頭計画: 和牛繁殖雌牛の増頭計画を有していること(新たに開始する者、休止していた者も含む)。
- 増頭実績: 令和8年4月1日時点と同年12月31日時点を比較して、1頭以上の増頭が図られていること。
- 産子出荷: 支援対象となる繁殖雌牛から生まれた子牛のうち、1頭以上を松阪家畜市場の子牛市場に出荷する者であること。
<支援の対象となる和牛繁殖雌牛(支援対象牛)>
- 品種・飼養目的: 繁殖目的で三重県内で飼養される黒毛和種であること。
- 月齢: 導入時点での月齢が満14か月齢未満であること(ただし、初妊牛を導入する場合はこの限りではありません)。
- 登録: 令和8年12月31日時点で基本登録証明書が発行されている、または審査済みで報告時までに発行されていること。
- 育種価: 指定された複数の形質のうち、3つ以上の形質の育種価が生産都道府県などの上位2分の1以上であること。
<支援の内容(補助率と上限額)>
- 補助対象: 和牛繁殖雌牛を増頭した場合における、その導入に要する費用の一部。
- 補助率: 導入費用の1/2以内。
- 1頭あたりの上限額: 35万円。
- 支援対象者1者あたりの上限頭数: 9頭。
<申請手続きと報告義務>
- 提出期限: 令和8年4月30日(木)。
- 事業完了報告: 事業完了後、速やかに事業完了報告書を提出する義務があります。
- 実施状況報告: 事業完了年度の翌年度から2年間、毎年度2月末までに飼養状況を報告する必要があります。
▼補助対象外となる事業
本事業の要件を満たさない場合や、以下の事項に該当する事業は補助対象外となります。
- 国庫及び公的制度からの二重受給となる事業。
- 国または独立行政法人農畜産業振興機構から、繁殖雌牛の導入、保留及び増頭に係る他の補助金の交付を受けている場合は、本事業の対象外です。
- 適正な財産管理が行われない、または処分制限に抵触する事業。
- 単価が50万円を超える牛を、耐用年数相当期間内に知事の承認なく処分した場合(死亡、疾病、繁殖障害等やむを得ない場合を除く)。
- 品種または導入条件を満たさない事業。
- 黒毛和種以外の品種、または繁殖目的以外で飼養されるもの。
- 導入時点での月齢が満14か月齢以上であるもの(初妊牛を除く)。
補助内容
■1 繁殖雌牛増頭事業
<補助対象経費>
- 和牛繁殖雌牛の増頭を目的として、新たに繁殖雌牛を導入する際に要する費用
<補助率と上限額>
- 補助率:導入に要する費用の2分の1以内
- 上限額:1頭あたり350千円(35万円)
- 頭数上限:1つの支援対象者あたり9頭まで
<支援対象者(対象農業者)の要件>
- 和牛繁殖の取り組みを強化し、増頭する意欲がある者
- 令和8年4月1日から令和8年12月31日の期間で1頭以上の増頭が図られていること
- 農場および本社が三重県内にあること
- 生まれた子牛を1頭以上、県内の子牛市場(松阪家畜市場)に出荷する者であること
<支援対象牛の具体的な要件>
- 令和8年4月1日から令和8年12月31日の間に、外部から導入することで増頭された牛
- 三重県内で飼養される黒毛和種(繁殖目的)
- 導入時点での月齢が満14か月齢未満(初妊牛を除く)
- 基本登録証明書が発行されている、または事業完了報告時までに発行予定であること
- 8つの形質のうち、3つ以上の育種価が生産都道府県等の上位2分の1以上であること
- 国または独立行政法人農畜産業振興機構から同様の補助金を受けていないこと
<取得財産等の管理と処分制限>
- 取得価格または効用の増加価格の単価が50万円を超える牛は「取得財産等」とする
- 耐用年数に相当する期間の処分制限が課せられる
- 期間中の処分には知事の承認が必要。処分収入がある場合は県への納付を求めることがある
- 死亡、疾病、繁殖障害による廃用など、特別な事情がある場合は例外とする
■2 事業推進事業
<補助対象経費>
- 繁殖雌牛増頭事業の運営、事務経費(要件確認、算定、支払い等)
- 対象科目:会場借料、旅費、賃金(臨時・派遣職員)、印刷製本費、通信運搬費、消耗品費、賃借料(事務機器)、技術指導事務費(直接作業時間分)、事務諸費(振込手数料等)
<補助率>
定額
対象者の詳細
支援対象者の基本的な要件
本事業の支援対象者は、三重県内での肉用牛生産基盤強化を目指す意欲的な和牛繁殖雌牛飼養農家であり、以下のすべての要件を満たす必要があります。
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事業活動の所在地と主体
三重県内にある農場で和牛繁殖への取り組み強化を図る意欲を持つ和牛繁殖雌牛飼養農家(法人を含む)であること、法人または個人事業主の本社・本店の所在地が三重県内にあること -
増頭計画の有無
和牛繁殖雌牛の増頭計画を有していること(新規開始者、飼養再開者を含む) -
産子出荷の義務
支援対象牛から生まれた産子を1頭以上、三重県にある松阪家畜市場の子牛市場に出荷する計画があること
支援対象牛の要件
令和8年4月1日から令和8年12月31日までの間に外部から導入され、増頭された個体で、以下の条件をすべて満たす必要があります。
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品種・飼養地および月齢
繁殖を目的に三重県内で飼養される黒毛和種であること、導入時点での月齢が満14か月齢未満であること(初妊牛を除く) -
登録状況
令和8年12月31日時点で「基本登録証明書」が発行されている、または事業完了報告時までに発行予定であること -
育種価の基準
枝肉重量、ロース芯面積、脂肪交雑など指定された8形質のうち、3つ以上の形質において育種価が上位2分の1以上であること
採択における優先順位
以下の基準に基づき、合計20点満点での評価により優先的に採択されます。
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取組農業者区分(最大10点)
新規開始者または飼養再開者:10点、令和7年度に家畜人工授精師免許を取得した従業員等がおり、繁殖技術向上を図る者:5点、和牛繁殖雌牛を増頭する者:1点 -
増頭頭数および出荷計画区分(各最大5点)
7~9頭の増頭計画:5点(4~6頭は3点、1~3頭は1点)、1頭あたりの県内市場への産子出荷計画が3頭以上:5点(2頭は3点、1頭は1点)
■補助対象外となる事業者
以下の公的支援との重複受給は認められません。
- 国または独立行政法人農畜産業振興機構から、繁殖雌牛の導入、保留、および増頭にかかる補助金の交付を受けている事業者
※事業実施主体:一般社団法人三重県畜産協会
※詳細な要件や申請手続きについては、必ず公募要領をご確認ください。
公式サイト
- 公式ホームページ
- https://www.pref.mie.lg.jp/TIKUSAN/HP/nikuyougyuuseisankibankyoukashien.htm
- 三重県公式ウェブサイト(日本語版)
- https://www.pref.mie.lg.jp/index.shtm
- 三重県公式ウェブサイト(外国語版)
- https://www.pref.mie.lg.jp/ENGLISH/index.htm
資料ダウンロードURLや電子申請システムのURLに関する情報は提供されたコンテキストに含まれていません。本事業の申請は、一般社団法人三重県畜産協会への書面提出が想定されています。
お問合せ窓口
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