公募前 掲載日:2026/07/06

令和7・8年度 果樹農業生産力増強総合対策・スマート農業導入支援事業

上限金額
未設定
申請期限
2027年03月31日
農林水産省 公募開始:2027/03/31~
※募集期間内であっても、募集を締め切っている場合があります。

紹介動画

目的

果樹農家や農業支援サービス事業者等を対象に、生産基盤の強化とスマート農業の導入を支援します。労働力不足や気候変動に対応するため、省力的な樹形への改植や、スマート技術を活用した効率的な栽培体系への転換、苗木・花粉の安定確保に必要な経費を補助します。これにより、労働生産性の向上と国内外での競争力強化を図り、持続可能な農業経営を促進することを目的としています。

申請スケジュール

「果樹農業生産力増強総合対策」における具体的な申請スケジュールや募集期間は、各事業を所管する省庁、都道府県、または関係団体を通じて別途公表されます。
詳細は、農林水産省の担当部署(農産局果樹・茶グループ:03-3502-5957、または園芸作物課:03-3501-4096)へお問い合わせください。
公募・申請の案内
別途公表(要確認)

事業ごとに公募要領が作成され、農林水産省のウェブサイトや関係団体を通じて申請期間が告知されます。まずは最新の情報をご確認ください。

国から全国団体へ交付
予算成立後、順次

国(農林水産省等)から、事業を統括する全国団体に対して補助金が交付されます。この段階では、多くの事業で定額の補助が行われます。

全国団体から県法人等へ交付
事業実施計画に基づき交付

全国団体から、各都道府県内の「県法人等」に対して補助金が交付されます。補助率は事業内容により定額または経費の1/2以内などとなります。

最終対象者への交付・事業実施
  • 事業実施期間:令和8年度(概算決定分)

県法人等を通じて、最終的な実施主体(果樹生産者、農業団体、民間団体、苗木生産者、果実加工業者、コンソーシアム等)へ補助金が交付されます。

  • 主な支援内容:樹園地の改植・新植、未収益期間の幼木管理、高温対策資機材の導入、苗木・花粉の安定確保、流通加工設備の導入、モデル実証など
  • 補助率:定額、1/2以内、1/3以内(事業により異なる)

対象となる事業

ご質問の対象となる事業は、主に果樹農業の生産基盤強化と競争力向上を目指す「果樹農業生産力増強総合対策」と、農業全体の労働生産性向上を目的とした「スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート事業」の二つに大別されます。

■1 果樹農業生産力増強総合対策

国内外の需要に応えきれていない果樹の生産基盤を強化し、果実の生産量拡大(令和5年度245万トンから令和12年度までに256万トンへ)を目標としています。省力的な樹園地への改植・新植、新たな担い手の確保・定着、産地の構造転換に向けたモデル実証、気候変動への適応対策など、多角的な取組を支援するものです。

<1.1. 省力的な樹園地への改植・新植等支援>
  • 改植・新植支援(省力樹形や優良品目・品種への転換、慣行樹形への改植・新植)
  • 未収益期間支援(改植・新植後の幼木の管理にかかる経費支援)
  • 小規模園地整備・設備の導入支援(園内道、排水路、用水・かん水設備、防霜ファン、モノレール等)
  • 省力的樹園地への一斉改植支援(代替園地での営農継続掛かり増し経費支援)
  • 技術的サポート支援(指導者派遣、産地内研修会開催)
  • 高温障害発生低減に向けた技術的対策の導入支援(遮光ネット、細霧冷房、マメコバチ増殖巣箱等)
  • 放任園地の発生防止対策(産地内合意に基づく伐採や植林等の取組)
<1.2. 新たな担い手の確保・定着の促進支援>
  • 果樹型トレーニングファーム(TF)の整備(排水路・土壌改良等の園地整備、部分改植、未収益期間支援、省力技術研修)
  • 果樹型TFの推進(技術指導・管理委託等の運営経費支援)
<1.3. 苗木供給力の強化、国産花粉の安定生産・供給体制整備への支援>
  • 省力的な苗木生産体制の整備(ポット苗栽培用ハウスや資機材導入)
  • 契約生産拡大支援(果樹産地との契約に基づく苗木生産拡大に伴う技術導入支援)
  • 花粉の安定生産・供給体制の構築(連携体制構築のための検討会開催)
  • 花粉専用樹の改植・新植、育成管理経費(苗木代、肥料代、農薬代等)
  • 花粉生産用の小規模園地整備(重機リース代、深耕・整地費、土壌改良等)
  • 機械・設備のリース導入(花粉採取機、開葯機、花粉精選機等)
<1.4. 国産果実の流通加工への支援>
  • 中価格帯・加工専用果実生産支援事業(果実加工品試作、栽培・出荷技術実証)
  • 国産果実競争力強化事業(経営分析、設備廃棄、高品質果汁製造設備導入)
  • 加工・業務用果実安定供給連携体制構築事業(契約取引の実証、選別・出荷体制構築)
  • 産地と果実加工業者が一体的に行う供給不足解消の取組の推進(供給・販売計画策定、需要調査、データ分析)
<1.5. 産地の構造転換に向けたモデル実証への支援>
  • Ⅰパイロット実証事業(生産供給体制モデル実証、気候変動対応モデル実証。検討会、展示ほ設置、リース導入等)
  • Ⅱ全国推進事業(全国展開のための検討会・研修会、調査分析等)

■2 スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート事業

農業者の高齢化・減少が進む現状において、労働生産性の高い農業構造への転換を目指し、スマート農業技術の活用割合を令和12年度までに50%以上に向上させることを目標としています。

<2.1. スマート農業・農業支援サービス事業加速化総合対策事業>
  • スマート農業技術と産地の橋渡し支援(技術のカスタマイズ、改良)
  • 農業支援サービスの育成加速化支援(ニーズ調査、試行・改良、機械導入、施設整備)
  • 農業支援サービスの土台づくり支援(「標準サービス」の策定)
<2.2. スマート技術体系への包括的転換加速化総合対策事業>
  • スマート技術体系転換加速化支援(農業機械導入と栽培体系転換)
  • 全国推進事業(実証展示ほ場の設置、シンポジウム開催)
  • 主要品目での取組例(自動操舵、AI選別、生育予測システム、自動追従システム等)

補助内容

■1 新たな担い手の確保・定着の促進支援(果樹型トレーニングファーム推進条件整備事業)

<支援内容>
  • 小規模園地整備等(排水路、土壌改良、モノレール等):補助率1/2以内
  • 部分改植(優良品種への改植、根域制限栽培等):定額(面積当たり1/2相当)または補助率1/2以内
  • 改植後の未収益期間の幼木管理:定額22万円/10a
  • 省力技術研修:定額3万円/10a
  • 果樹型TFの推進(技術指導、管理委託等):定額

■2 省力的な樹園地への改植・新植等支援(果樹経営支援対策事業・果樹未収益期間支援事業)

<改植・新植支援単価(10a当たり)>
栽培方式・樹形支援単価(括弧内は不明点代替値等)
超高密植(トールスピンドル)栽培(りんご)73万円 (71万円)
高密植低樹高(新わい化)栽培(りんご)53万円 (52万円)
根域制限栽培(みかん等のかんきつ類)111万円 (108万円)
根域制限栽培(ぶどう、なし、もも等)100万円 (99万円)
ジョイント栽培(なし、もも、すもも、かき等)33万円 (32万円)
朝日ロンバス方式(りんご)33万円 (32万円)
V字ジョイント栽培(なし、りんご、もも等)73万円 (71万円)
みかん等のかんきつ類(慣行樹形等)23万円 (21万円)
りんご等の主要果樹(慣行樹形等)17万円 (15万円)
りんごのわい化栽培、加工用ぶどうの垣根栽培33万円 (32万円)
<その他支援項目>
  • 省力的樹園地への一斉改植支援:56万円/10a(代替園地営農継続経費として)
  • 果樹未収益期間支援事業(幼木管理経費):22万円/10a(4年分一括交付)
  • 小規模園地整備・設備の導入支援(園内道、防霜ファン、モノレール等):補助率1/2以内
  • 高温障害発生低減に向けた技術的対策(遮光ネット、細霧冷房等):補助率1/2以内
  • 放任園地の発生防止対策(伐採、植林等):補助率1/2以内
  • 技術的サポート支援(指導者派遣、研修会):定額(かんきつ10万円/10a、りんご等8万円/10a、その他1/2以内)

■3 苗木供給力の強化、国産花粉の安定生産・供給体制整備への支援(果樹優良苗木・花粉安定確保対策事業)

<支援内容>
  • 省力的な苗木生産体制の整備(ポット苗、資機材導入等):補助率1/2以内
  • 苗木の契約生産拡大支援(安定生産技術の導入):定額15万円/10a
  • 花粉の安定生産・供給体制の構築(検討会等):定額
  • 花粉専用樹の改植・新植、育成管理経費:補助率1/2以内または定額
  • 花粉生産用小規模園地整備(重機リース、排水対策等):補助率1/2以内
  • 花粉採取・精選用機械・設備のリース導入:補助率1/2以内

■4 国産果実の流通加工への支援(果実流通加工対策事業)

<支援内容>
  • 中価格帯・加工専用果実生産支援(加工品試作、栽培実証):定額
  • 国産果実競争力強化事業(搾汁機、長期保存施設導入等):定額、1/2以内、または1/3以内
  • 加工・業務用果実安定供給連携体制構築事業(契約取引実証、供給計画策定):定額

■5 産地の構造転換に向けたモデル実証への支援(果樹農業構造転換支援事業)

<支援内容>
  • 生産供給体制モデル実証(パイロット実証事業I):調査分析(定額)、改植・整備・リース(1/2以内)
  • 気候変動対応モデル実証(パイロット実証事業II):調査分析(定額)、品種転換・整備・リース(1/2以内)
  • 全国推進事業(事例調査、研修会開催等):定額

対象者の詳細

1. 果樹農業生産力増強総合対策における対象者

果樹産地の生産力強化を目的とした五つの柱から構成されており、事業ごとに異なる主体が対象となります。

  • 1 省力的な樹園地への改植・新植支援
    果樹生産者(地域計画の目標地図に位置付けられ、将来にわたって営農を行うことが確実な園地等)、高温障害発生低減に向けた技術的対策(遮光ネット、土壌被覆資材、細霧冷房等)の導入を目指す生産者、自園地をまとめて省力樹形に一斉改植する生産者
  • 2 新たな担い手の確保・定着の促進支援
    果樹産地全体、新規就農希望者、民間団体等、全国団体
  • 3 苗木供給力の強化、国産花粉の安定生産・供給体制整備への支援
    苗木生産者(苗木安定確保対策事業:省力的な苗木生産設備の整備等)、生産出荷団体、果樹生産者、都道府県等(花粉安定確保対策事業:国産花粉の安定生産・供給等)
  • 4 国産果実の流通加工への支援
    生産出荷団体、果実加工業者等
  • 5 産地の構造転換に向けたモデル実証への支援
    果樹生産者、都道府県(試験研究機関等を含む)等により構成されたコンソーシアム、果樹生産者や実需者等により構成されたコンソーシアム

2. その他の主要な支援策における対象者

生産基盤のパワーアップや災害復旧など、目的別に以下の主体が対象となります。

  • 災害等による被災果樹園への支援対策
    災害等により被害を受けた果樹園の再生を必要とする果樹農家、キウイフルーツかいよう病(Psa3系統)の発生により影響を受ける果樹農家
  • 強い農業づくり総合支援交付金
    産地農業において中心的な役割を果たしている農業法人、農業者団体等
  • 産地生産基盤パワーアップ事業
    収益力強化に計画的に取り組む産地の構成員である農業者等(農業者の組織する団体を含む)
  • 新基本計画実装・農業構造転換支援事業
    農業の構造転換をしていく産地、地域農業を支える老朽化した共同利用施設の再編集約・合理化に取り組む産地

※これらの事業は、個々の果樹生産者から産地全体の組織、さらには関連する加工業者や苗木生産者に至るまで、幅広い主体を支援対象としています。詳細な要件については各事業の公募要領等をご確認ください。

公式サイト

公式ホームページ
https://www.maff.go.jp/kanto/seisan/engei/kaju/taisakugaiyou.html
関東農政局 公式サイト
https://www.maff.go.jp/kanto/index.html
関東農政局 果樹対策事業 概要ページ
https://www.maff.go.jp/kanto/seisan/engei/kaju/mokuji.html
農林水産省 公式サイト
https://www.maff.go.jp/index.html
日本政策金融公庫 公式サイト
https://www.jfc.go.jp/
果樹関係補助事業 事業評価結果
https://www.maff.go.jp/kanto/seisan/engei/kaju/zigyouhyouka.html
Adobe Reader ダウンロードページ
https://get.adobe.com/jp/reader/
農林水産省電子入札センター
https://www.maff.go.jp/j/apply/index.html#nyusatu
補助事業参加者の公募
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/index.html
関東農政局後援名義の申請
https://www.maff.go.jp/kanto/kikaku/kanto_kouen_meigi.html
食品等に係る諸外国への輸出に関する証明書発行について
https://www.maff.go.jp/kanto/kihon/nousan/yusyutsusyomei_kanto.html
ご意見・お問い合わせ窓口
https://www.maff.go.jp/kanto/shinsei/iken/index.html

公募要領や申請様式は、各事業の公募期間中に別途公開されることが一般的です。最新の情報は公式サイトや各事業のお問い合わせ先(農産局果樹・茶グループ等)へ直接ご確認ください。

お問合せ窓口

株式会社日本政策金融公庫(日本公庫) 農林水産事業本部
TEL:0120-926478
受付窓口
大手町フィナンシャルシティノースタワー
農林水産事業本部
キウイフルーツかいよう病の新系統(Psa3系統)の発生に関する日本公庫資金の相談窓口。所在地:東京都千代田区大手町1-9-4
農林水産省 農産局果樹・茶グループ
TEL:03-3502-5957
果樹優良苗木・花粉安定確保対策事業、果樹農業生産力増強総合対策、産地生産基盤パワーアップ事業(園芸作物等の先導的取組支援)等に関する窓口
農林水産省 農産局園芸作物課
TEL:03-3501-4096
果樹農業生産力増強総合対策(4.国産果実の流通加工への支援)「果実流通加工対策事業」に関する窓口
農林水産省 農産局技術普及課
TEL:03-6744-2107
スマート農業・農業支援サービス事業導入総合サポート事業に関する窓口
農林水産省 農産局総務課生産推進室
TEL:03-3502-5945
産地生産基盤パワーアップ事業(新市場獲得対策、収益性向上対策)に関する窓口
農林水産省 農産局園芸作物課
TEL:03-6744-2113
産地生産基盤パワーアップ事業(3.生産基盤強化対策①生産基盤の強化・継承)に関する窓口
農林水産省 農産局農業環境対策課
TEL:03-3593-6495
産地生産基盤パワーアップ事業(3.生産基盤強化対策②全国的な土づくりの展開)に関する窓口
関東農政局 生産部園芸特産課
TEL:048-740-0381
受付窓口
さいたま新都心合同庁舎2号館
生産部園芸特産課
果樹対策事業全般に関する広範な問い合わせ。所在地:〒330-9722 さいたま市中央区新都心2-1(代表電話: 048-600-0600)
関東農政局(代表窓口)
TEL:048-600-0600
関東農政局全体に関するご意見や一般的なお問い合わせ。ウェブサイト内の「ご意見・お問い合わせ窓口」ページも参照可能。
  • 募集期間内であっても、予算上限に達し、募集を締め切っている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • 施策のご利用にあたっては、公式のお問合せ窓口までお問い合わせください。