令和8年度 第2回 iNat 研究成果の社会実装に向けた知財支援事業
紹介動画
目的
国立研究開発法人や大学等が進める重要な研究開発プロジェクトに対して、知財戦略プロデューサーを派遣し、知財・事業化戦略を無償で支援します。プロジェクトの進捗段階に応じた知財管理体制の構築や出願戦略の策定、市場調査等を行うことで、研究成果の適切な権利化と社会実装の加速を図ります。
申請スケジュール
- 申請準備・書類作成
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随時
INPITのWebサイトから申請書類をダウンロードします。知財戦略の策定・実行に必要な活動費(調査・出願費用等)が確保されているか、具体的な数字を挙げて申請書に記載する必要があります。研究機関派遣型(スキーム1)とFA派遣型(スキーム2)の適切な方を選択してください。
- 公募期間(10月支援開始分)
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- 公募開始:2026年06月22日
- 申請締切:2026年07月24日
例として令和8年度(2026年度)の10月支援開始分のスケジュールを示しています。4月支援開始分の公募目安は前年12月頃〜1月頃となります。詳細は必ず最新の公募要領を確認してください。
- 申請書類の提出
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公募期間内に送信
完成した申請書類をZIP形式(パスワード不要)で圧縮し、Webサイト上の「申請」フォームより送信します。ファイルが10MBを超える場合は、事前に事務局(pdgr@jiii.or.jp)への連絡が必要です。
- 審査・支援決定
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- 支援開始時期:4月または10月
提出された書類に基づき、INPITが支援の可否や支援日数、派遣する知財戦略プロデューサーを決定します。支援は1年単位ですが、審査により継続支援(年間90日まで)も可能です。
対象となる事業
INPIT(独立行政法人 工業所有権情報・研修館)が知財戦略プロデューサーを派遣して支援している主要な研究開発プロジェクトです。国プロ支援プログラム「iNat(アイナット)」の下、プロジェクトの進捗段階(初期、中期、終期)に合わせて、無償で専門的な知財・事業化戦略支援を提供しています。
■1 次世代低GWP冷媒の実用化に向けた高効率冷凍空調技術の開発(プロジェクト初期)
地球温暖化の抑制を目的として、空調機や冷凍冷蔵機に適した次世代冷媒(低GWP冷媒)の開発と実用化を目指す、NEDO支援のプロジェクトです。
<現在の課題>
- 多角的な情報把握の必要性(規制や標準化の動向把握)
- グループ間連携の強化(複数の研究グループ間の効率的な知財・標準化戦略構築)
<INPITによる支援内容>
- 知財管理体制構築に関する支援(知財合意書の策定、ポリシー整備等)
- 知財情報調査・分析(特許情報、規制・標準化動向の調査)
- 知財戦略の策定(研究開発項目ごとの最適な戦略提案)
■2 Society 5.0 実現化研究拠点支援事業「ライフデザイン・イノベーション研究拠点」(プロジェクト中期)
大阪大学を拠点とし、個人の医療・健康情報と日常生活データを統合した「パーソナル・ライフ・レコード(PLR)」の創出・活用を目指すプロジェクトです。
<現在の課題>
- 大規模社会実証の推進(データ流通基盤の実社会での有効性検証)
- 知財権利化の確実化(中核技術の保護と社会実装への道筋確保)
<INPITによる支援内容>
- 知財マネジメントや研究開発の推進に関する支援(知財発掘、ルール運用)
- 進捗や状況に応じた知財戦略の見直し(オープン&クローズ戦略の提案)
- 出願戦略の策定(要素技術の出願前動向や法改正状況等の広範な調査)
■3 ムーンショット 資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減(プロジェクト終期)
東北大学大学院が推進する、土壌微生物を利用して農地からの温室効果ガスを削減する「微生物資材」の開発を目指すムーンショット型研究開発プロジェクトです。
<現在の課題>
- 強くて広い特許の取得(2029年の商品プロトタイプ完成に向けた成果保護)
- 事業化シナリオの作成と検証(企業への導出と社会実装の実現可能性検証)
<INPITによる支援内容>
- 社会実装の具体化に関する支援(事業化シナリオのプランニング、SWOT分析)
- 事業化シナリオのプランニング(国内市場調査や製造設備調査に基づく提案)
- 知財発掘(研究者とのコミュニケーションを通じた効果的な知財抽出、先行技術調査)
補助内容
■A プロジェクトの段階に応じた支援内容
<プロジェクト初期における支援>
- 知財管理体制の構築に関する支援(知財合意書の策定・締結サポート)
- プロジェクト全体の知財ポリシーや方針の策定、各種ルール・運用方針の整備支援
- 目標達成に向けた知財戦略の策定および将来を見据えた出願戦略の策定
<プロジェクト中期における支援>
- 知財発掘(研究進捗に応じた重要な発明やアイデアの掘り起こし)
- 知財情報調査・分析(パテントマップ作成、先行技術・競合他社動向分析)
- 知財ポートフォリオや特許網の構築支援
- ノウハウ・データ等の秘密管理体制の構築支援
- 共同開発の推進(共同研究成果の確認等、知財面での円滑な連携サポート)
- 進捗や外部環境の変化に応じた知財戦略等の柔軟な見直し
<プロジェクト終期(社会実装)における支援>
- 事業化シナリオのプランニング(社会展開に向けた具体的な道筋の計画)
- SWOT分析による事業化シナリオの検証
- 顧客セグメント・研究資金・試作品の検討、パートナー企業探索支援
- スタートアップ創立、コンソーシアム創設等のサポート
- プロジェクト終了後の管理・運用・活用方針の策定支援
■B iNat支援の利用条件と体制
<支援概要>
- 支援対象:大学・研究機関、ファンディングエージェンシー
- 支援期間:1年単位で継続可能(年間90日まで・審査あり)
- 費用:無料(派遣されるプロデューサーの旅費等もiNatが負担)
- 知的財産関連活動費:調査費用や出願費用等の活動費が確保されていることが必要
<公募スケジュール(目安)>
| 公募回 | 公募時期 | 支援開始時期 |
|---|---|---|
| 前期分 | 12月~1月頃 | 4月 |
| 後期分 | 6月~7月頃 | 10月 |
対象者の詳細
プロジェクトフェーズ別の支援対象
知財戦略プロデューサーは、プロジェクトの各フェーズ(初期・中期・終期)で発生する知財に関する多様な課題を持つ対象者を支援します。
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1 プロジェクト初期段階
将来の研究成果の普及を見据え、初期段階から強固な知財・標準化戦略の構築を求める方、技術・知財動向に加え、規制や標準化の動向把握が必要な方、複数の研究グループを連携させるための知財管理体制・合意書策定が必要な方 -
2 プロジェクト中期段階
社会実装に向けて具体的なステップを踏み始め、進捗に合わせた知財戦略の見直しが必要な方、コア技術の知財権利化を確実なものにしたい方、オープン&クローズ戦略に則した知財課題の抽出や要素技術の整理を行いたい方 -
3 プロジェクト終期段階
成果の社会実装や事業化を目指し、強くて広い特許の取得を目標とする方、事業化シナリオの作成と検証(市場調査やSWOT分析等)が必要な方、多数の参画者がいるプロジェクトで、計画的な出願準備や海外特許取得を進めたい方
【支援条件・備考】
・支援費用:無料
・支援期間:1年単位で継続可能(年間90日まで・審査あり)
※知財戦略プロデューサーがプロジェクトリーダーの「頼れる右腕」として、研究成果の最大化をサポートします。
公式サイト
- 公式ホームページ
- https://ip-inat.inpit.go.jp/
- 独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)公式サイト
- https://www.inpit.go.jp/
- 研究機関派遣型 申請書類 (PDF/Excel)
- https://www.inpit.go.jp/getfile1_202606.php
- FA派遣型 申請書類 (PDF/Excel)
- https://www.inpit.go.jp/getfile2_202606.php
公募要領は各スキームの申請書類に含まれている可能性があります。電子申請システムの直接的なURLは提供された情報に含まれていません。
お問合せ窓口
- 募集期間内であっても、予算上限に達し、募集を締め切っている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 施策のご利用にあたっては、公式のお問合せ窓口までお問い合わせください。