2026年度 天田財団 重点研究開発助成(塑性加工・レーザプロセッシング)
紹介動画
目的
国内の大学や公的研究機関等に所属する研究者を対象に、金属等の塑性加工およびレーザプロセッシング分野における独創的な研究開発や国際交流を支援します。最先端の技術開発や普及啓発、若手研究者の育成を推進することで、日本の研究環境の活性化と金属加工分野のさらなる発展、および社会への貢献を図ります。
申請スケジュール
また、助成金は「寄附金」として支給されるため、所属機関での機関経理が可能であることを事前に必ず確認してください。
- 公募期間
-
- 公募開始:2026年06月02日
- 申請締切:2026年07月31日 24:00
以下のステップでオンライン申請を完了してください。
- STEP.1:研究者専用ページへログイン
- STEP.2:助成プログラムの選択
- STEP.3:計画書(様式1)のダウンロードと作成
- STEP.4:申請書類の提出(PDF形式でのアップロード)
- STEP.5:申請受付フォームへの入力
- STEP.6:完了メールの確認
- 審査期間
-
2026年8月〜9月
選考委員会および理事会にて審査が行われます。審査は書類選考のみで、独創性、計画の妥当性、経費の合理性などが評価基準となります。
- 助成決定通知
-
- 助成決定通知:2026年10月上旬
採択・不採択の結果が通知されます。選考過程や個別の評価内容については回答されません。
- 助成金目録贈呈式
-
- 助成金目録贈呈式:2026年11月28日
神奈川県伊勢原市で開催予定です。採択者は可能な限り出席が求められ、規定の旅費が支給されます。
- 助成金交付
-
- 助成金交付:2026年12月上旬
所属機関の会計部門へ全額が一括で振り込まれます。交付前に費用が必要な場合は、所属機関内での仮払い対応等を相談してください。
- 事業実施(助成期間)
-
助成決定通知日 〜 2029年または2030年3月末
重点研究開発助成では、期間を2年または3年から選択可能です。
- 2年:2029年3月31日まで
- 3年:2030年3月31日まで
- 研究成果報告
-
助成期間終了後の4月1日〜5月31日
研究成果報告書、アブストラクト、収支計算書を提出してください。提出された報告書は出版やWebサイトで公開されます。
対象となる事業
・塑性加工分野:
・「金属等」の塑性を利用した加工に関する技術が対象です。「金属等」とは、金属に限らず、プラスチック、ガラス、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)、セラミックス、複合材料なども含みます。
・レーザプロセッシング分野:
・高密度エネルギー下での諸特性を利用した加工に関する技術が対象です。
・共通する「加工に必要な技術」:
・これらの加工に直接的または間接的に影響を及ぼす技術、例えばセンシング、IoT(モノのインターネット)、AI(人工知能)、CPS(サイバーフィジカルシステム)、計測技術なども助成の対象となります。
2. 一般研究開発助成: 基礎的、試験的、実用的な研究で、助成対象分野の進展に貢献すると期待される研究を支援します。
3. 奨励研究助成(若手研究者枠): 助成対象分野における若手研究者の育成を目的とし、彼らの挑戦的な研究活動をサポートします。
・【2】研究開発助成
・募集予算は約2億6,000万円を予定しており、募集期間は2026年6月2日から7月31日(24時締め切り)です。
・重点研究開発助成(課題研究): 助成金は1件あたり800万円~1,000万円で、塑性・レーザ分野を合算して4~6件の募集を予定しています。
・一般研究開発助成: 助成金は1件あたり200万円~300万円で、塑性・レーザ分野を合算して20~26件の募集を予定しています。
・奨励研究助成(若手研究者枠): 助成金は1件あたり180万円~200万円で、塑性・レーザ分野を合算して45~50件の募集を予定しています。
・「重点研究開発助成」は「一般研究開発助成」または「奨励研究助成」と重複して申請することが可能ですが、採択される場合はどちらか一つのみとなります。
・【3】国際交流助成
・国際会議等への参加を支援するもので、渡航先に応じた旅費の最高助成金額が公示され、旅費とは別に「会議参加費」も支給されます。研究開発助成の募集で予算に余剰が生じた場合、後期(予定:10月1日~12月20日)に追加募集が行われることもあります。
・サーボプレスの有効活用
・省エネルギー加工法
・AI、IoT等を活用した塑性加工技術の開発
・金型の損傷機構の解明と革新的加工方法
・ハイテン・ハードメタルの加工
・軽量化材料の革新的加工法
・高度な潤滑技術の適用と潤滑機構の解明
・熱間加工における材料・特性予測
・素材の塑性変形機構の解明
・素材の破壊機構の解明
・プロセッシング用レーザ装置(波長変換などを含む)の開発
・レーザプロセッシング・システムの高度化・高性能化(集光光学系、ビーム走査・制御デバイス、安全技術の開発、IoT/AI技術の導入)
・レーザプロセッシング現象の解明と新奇プロセッシングへの応用
・レーザプロセッシング過程のシミュレーションとモニタリング(光干渉診断法、キーホール計測を含む)
・半導体レーザによる金属の直接加工
・異種材料のレーザ溶接・接合
・レーザによる3次元積層造形法の開発とプロセスの解明・評価
・レーザによる材料表面の改質・表面構造付与・表面除去加工
・高強度ピコ秒・フェムト秒レーザプロセッシングの産業化応用技術
・レーザプロセッシングの医療応用(レーザ治療は除く)
・助成金の性質: 助成金は「覚書を取り交わした寄附金」として支給されます。これは研究の進展に特化した柔軟な資金活用を支援することを目的としており、使途の厳格な制限や、知的財産権に関する複雑な追加書類の提出・契約変更などは行いません。
・助成金の管理と振り込み: 助成金は所属機関の会計部門へ全額が一度に振り込まれます(12月上旬ごろ)。助成金の管理は所属機関に一任されますが、機関経理が可能な体制が必須です。
・使途の柔軟性: 財団は助成金の費用区分の割合に制約を設けません。他のプロジェクトとの合算、科研費の補充、研究目的で使用される共通設備の購入など、研究遂行に最適な使途を検討し予算化することが推奨されています。選考においては、研究目的達成に対する経費の妥当性・合理性が重視されます。
・助成期間: 助成期間は2年または3年を選択できます。2年の場合は助成決定通知日から2029年3月31日まで、3年の場合は2030年3月31日までです。研究の進捗状況に応じて期間変更も認められます。
・助成決定から交付まで: 選考は、財団の理事・監事・評議員とは独立した選考委員会によって提出書類のみで行われます。採択結果は「採択・不採択」のみが申請者に通知され、選考過程や評価内容は非公開です。助成決定は2026年10月上旬に通知され、目録贈呈式が2026年11月28日(土)に神奈川県伊勢原市で開催されます。
・研究成果報告: 助成期間終了後、研究報告書、アブストラクト、収支計算書を提出する必要があります。提出された研究報告書は、財団が普及啓発のために出版やWEB掲載を行う可能性があります。
・日本国内にある大学(大学院を含む)、大学校、高等専門学校、公的研究機関、学協会等に所属していること(有給・無給、常勤・非常勤は問いません)。
・私設(あるいは企業)研究所、学生(修士・博士課程)、および民間企業の社員(研究員等)は対象外です。
・助成期間中に前述の機関に所属が見込まれること。
・研究環境・体制が整っており、助成期間終了後、速やかに成果報告書が提出できること。
・所属機関に会計部門があり、助成給付金を機関経理できる体制があること。
・年齢、性別、国籍は問いませんが、使用言語は日本語のみです。
・現在、天田財団の助成給付を受けていないこと(ただし、研究開発助成と国際交流助成は別のカテゴリーとして重複申請および受給が可能です)。
▼補助対象外となる事業
補助内容
■I 重点研究開発助成(課題研究)
<内容>
- 財団が提示する最新の技術動向や産業界のニーズに基づいた課題(毎年約10テーマ)に対する挑戦的な研究を支援
<助成概要>
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成金額 | 概ね800万円~1,000万円/件 |
| 募集件数 | 4~6件程度 |
| 助成期間 | 2年または3年(任意設定) |
■II 一般研究開発助成
<内容>
- 塑性加工分野、レーザプロセッシング分野における基礎的、試験的、及び実用的な研究を広範囲に支援
<助成概要>
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成金額 | 概ね200万円~300万円/件 |
| 募集件数 | 45~50件程度 |
| 助成期間 | 2年または3年(任意設定) |
■奨励研究助成(若手研究者枠)
<応募条件>
- 2027年3月31日時点で満39歳以下であること
- 過去に弊財団の研究助成(国際交流助成は除く)の受給実績がないこと
- 本助成の提供は1回のみ
<助成概要>
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成金額 | 概ね180万円~200万円/件 |
| 募集件数 | 20~26件程度 |
| 助成期間 | 2年限定 |
■IV 国際交流助成
<内容>
- 国際会議への参加費や渡航費などの研究・技術の普及啓発を目的とした支援
<募集時期>
研究開発助成と同時に募集。予算に余剰が生じた場合のみ後期募集(10月1日~12月20日)を行う場合がある。
■特例措置
●S1 奨励研究助成採択者に対する「国際会議等参加助成」の特例
<内容>
奨励研究助成の採択者は、研究成果を海外の国際会議等で発表する際の渡航費用等について、別途「国際会議等参加助成」を申請し利用することが可能。
●S2 個人的な事情による助成期間延長の特例
<対象事由>
病気、事故、天災、出産や育児等の個人的な事情による場合、相談により助成期間の延長が認められる。
対象者の詳細
所属機関に関する条件
日本国内の研究機関に所属する研究者で、以下のいずれかの機関に所属している必要があります。所属形態については、有給・無給、常勤・非常勤を問いません。ただし、助成金の受け入れ体制として、所属機関に会計部門があり、助成給付金を機関経理できることが必須条件です。
-
対象となる所属機関
日本国内の大学(大学院を含む)、大学校、高等専門学校、公的研究機関、国公立及びそれに準ずる研究機関、学協会等に所属する研究団体 -
対象に含まれる特定の属性
ポストドクター(ポスドク)、助成期間内に日本国内の対象機関間での異動を予定している者
年齢、性別、国籍、使用言語の要件
原則として制限はありませんが、以下の条件が適用されます。
-
使用言語
日本語に限定 -
奨励研究助成 若手研究者枠の年齢制限
2027年3月31日時点で満39歳以下であること
過去の助成受給歴に関する条件
原則として、現在弊財団からの助成給付を受けていないことが条件ですが、以下の例外があります。
-
重複申請・受給の特例
研究開発助成と国際交流助成の重複(異なるカテゴリーのため可能)、国際会議等開催準備助成との重複(重複不可対象から除外) -
受給制限
同一カテゴリー内での重複受給は不可(報告完了まで新規応募不可)、「若手研究者枠」は研究開発・国際交流それぞれ各1回のみ採択可能
■補助対象外となる者
以下の属性や機関に所属する方は対象外となります。
- 私設研究所の所属者
- 企業研究所の所属者
- 学生(修士課程・博士課程、および大学院生)
- 民間企業の社員(研究員等)
- 助成期間中に海外の研究機関へ異動する者(中止対象)
※助成期間中に定年退職が予想される場合は、申請を遠慮するよう求められています。
※所属機関が「覚書を取り交わした寄附金」としての受け入れを拒否する場合、採択が取り消される可能性があります。
※応募時には所属長の氏名明記、採択後には所定の公印付き書類の提出が必要です。
※その他詳細は公募要領をご確認ください。
公式サイト
- 公式ホームページ
- https://www.amada-f.or.jp/prog/2026_emphasis.html
- 公益財団法人 天田財団 公式ホームページ
- https://www.amada-f.or.jp
助成申請に必要な公募要領や申請様式、電子申請システム(研究者専用ページ)へのアクセスは、公式サイトから研究者登録を行い、IDとパスワードを取得してログインする必要があります。
お問合せ窓口
- 募集期間内であっても、予算上限に達し、募集を締め切っている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 施策のご利用にあたっては、公式のお問合せ窓口までお問い合わせください。