金沢市 伝統文化・産業の後継者・指導者育成研修助成金(令和7年度)
目的
金沢市に伝わる伝統産業や伝統芸能の継承と発展、新たな文化創造を担う人材を育成するため、後継者や指導者が国内外で行う研修費用や、事業者が実施する育成研修の開催費用の一部を補助します。技術習得や視野拡大を目指す若手後継者や指導者候補を支援することで、金沢の豊かな文化資源を次世代へ繋ぐことを図ります。
申請スケジュール
※本制度は他の助成制度との併用はできません。原則として受給は1回限りです。
- 申請準備・提出
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詳細は要確認
以下の必要書類を準備し、提出してください。
- 交付申請書(様式第1号)
- 研修計画書・収支予算書
- 履歴書(3ヶ月以内の写真貼付)
- 推薦書・受入証明書
- 研修費用を証明する書類(授業料、材料費等)
※海外研修の場合は渡航費用の見積書および外国語書類の日本語訳が必要です。
※「後継者・指導者育成研修開催費助成」の場合は事前に文化政策課へ問い合わせが必要です。
- 審査・交付決定
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随時
提出された書類に基づき、本市にて厳正な審査が行われます。助成が決定した場合は、申請者へ「交付決定通知」が送付されます。この通知により正式に奨励金の交付が決定します。
- 研修実施
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最長12ヶ月以内
交付決定後、計画に沿って研修を開始します。
- 研修内容や期間に変更が生じる場合は、速やかに連絡が必要です。
- 海外研修の場合、原則として期間中の一時帰国は認められません。
- 研修期間が3ヶ月を超える場合:四半期ごとに「研修状況報告書」の提出が必要です。
- 奨励金の請求・交付
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研修期間により異なる
研修期間に応じて、以下のタイミングで分割または一括交付されます。
- 3ヶ月未満:研修終了後に一括交付(1回)
- 3ヶ月以上6ヶ月未満:開始翌月に1/2、終了後に1/2(2回)
- 6ヶ月以上9ヶ月未満:開始翌月に1/4、3ヶ月後に1/4、終了後に1/2(3回)
- 9ヶ月以上12ヶ月以内:開始翌月に1/5、3ヶ月毎に1/5ずつ、終了後に2/5(4回)
※千円未満の端数は最終回に合算されます。
- 研修終了後の手続き
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研修終了後
研修終了後、実績報告として以下の書類を提出してください。
- 研修完了報告書・研修収支決算書
- 対象経費の支出を証明する書類(領収書の原本、航空券の半券など)
- 研修中の写真
※最終的な交付金額は、実際に要した経費により確定されます。
対象となる事業
金沢市が実施する「金沢の文化の人づくり助成事業」は、金沢市に長年育まれてきた伝統文化の継承と発展、そして新たな文化の創造を担う人材を育成することを目的としています。令和7年度においては、令和7年4月から令和8年3月の間に開始される研修が助成の対象となります。
■Ⅰ 海外・国内研修への参加費助成
金沢の伝統産業や伝統芸能の知識・技術を習得することを目的とした研修への参加費を助成するものです。海外だけでなく、県内を含む国内での研修も対象となります。
<対象者>
- 金沢の文化の人づくり奨励金の交付を受けている方、またはその交付期間が終了した50歳未満の方で、金沢市内において本市の伝統産業等を生業とし、その技術や文化を後継する強い意思がある方
- 金沢市伝統産業技術研修者(市内居住、伝統産業の知識・技術習得を目指すおおむね40歳以下)
- 金沢市伝統産業新規参入研修者(市内居住、生業とする意思を持って金沢市伝統産業技術伝承事業者のもとで習得を目指すおおむね30歳以下)
- 金沢市希少伝統産業後継者(後継者が極めて少ない伝統産業の知識・技術を習得し、生業とする意思のあるおおむね40歳以下)
- 金沢卯辰山工芸工房技術研修者(金沢卯辰山工芸工房に在籍し、陶芸、漆芸、染、金工、ガラス工芸を生業とし後継する意思のある50歳未満の者)
- 金沢市縁付金箔製造技術研修者(縁付金箔の製造を生業とし、後継する意思のある50歳未満の者)
- 金沢市伝統芸能伝習者(市内居住、能、狂言、素囃子に関する知識・技術習得を目指すおおむね40歳以下)
<研修期間>
- 1年以内
<助成金額>
- 助成対象経費の2分の1以内
- 海外研修:上限100万円
- 国内研修:上限50万円
<助成対象経費>
- 旅費(海外:往復エコノミークラス航空賃実費、国内:JR金沢駅を起点とした最も経済的な経路の往復運賃)
- 滞在費(宿泊費、現地交通費)
- 授業料、研修会参加費、個人指導料、文献購入費、道具使用料、材料費
<募集期限>
- 令和7年4月~6月に開始する研修:令和7年2月28日(必着)
- 令和7年7月~9月に開始する研修:令和7年5月31日(必着)
- 令和7年10月~12月に開始する研修:令和7年8月31日(必着)
- 令和8年1月~3月に開始する研修:令和7年11月30日(必着)
■Ⅱ 指導者育成研修への参加費助成
金沢市の伝統産業および伝統芸能の未来を担う後継者や指導者の育成を目的としています。
<対象者>
- 本市の伝統産業および伝統芸能の後継者や指導者として、知識や技術を習得する意欲があり、県外から研修に参加する方
<研修期間>
- 1年以内
<助成金額>
- 助成対象経費の2分の1以内(上限50万円)
<募集期限>
- 令和7年4月~6月に開始する研修:令和7年2月28日(必着)
- 令和7年7月~9月に開始する研修:令和7年5月31日(必着)
- 令和7年10月~12月に開始する研修:令和7年8月31日(必着)
- 令和8年1月~3月に開始する研修:令和7年11月30日(必着)
■Ⅲ 後継者・指導者育成研修への開催費助成
金沢市の伝統芸能および伝統産業の技術を次世代に伝承していくための研修開催を支援するものです。
<対象者>
- 本市の伝統芸能および伝統産業の技術を伝承する事業者
<研修期間>
- 通算5日以上30日以内
<助成金額>
- 助成対象経費の2分の1以内(上限30万円)
<募集期限>
- 随時募集(ただし、申請手続きに時間がかかるため事前に文化政策課への問い合わせが必要)
▼補助対象外となる事業
本事業の趣旨にそぐわないものや、以下の特定の経費・研修については助成の対象外となります。
- 特定の交通手段にかかる旅費
- 自家用車やタクシーの利用にかかる費用
- 助成対象外となる研修
- 他の助成制度との併用
- 高校卒業後の国内外の大学進学
- 語学研修にかかる費用
補助内容
■1 伝統産業及び伝統芸能の知識・技術習得を目的とした研修への参加費助成
<対象者>
- 本市の伝統産業及び伝統芸能の知識・技術を習得することを目的として、海外または国内(県内も含む)で開催される研修への参加を希望する方。
<助成対象事業>
- 金沢市の伝統産業及び伝統芸能の知識・技術の習得を目的とする研修
- 海外または国内(県内も可)で開催され、十分な成果が期待できると認められる研修
- 研修期間は1年以内であること
- 研修の内容、日程が具体的に定められ、研修先(個人を含む)の受入れ証明があること
- 他制度との併用、大学進学、語学研修、普段の活動場所での研修は対象外
<助成金額(助成対象経費の2分の1以内)>
| 研修区分 | 上限額 |
|---|---|
| 海外研修 | 100万円 |
| 国内研修 | 50万円 |
<助成対象経費>
- 旅費:渡航費(エコノミー)、JR金沢駅を起点とした最も経済的な往復運賃(自家用車・タクシー不可)
- 滞在費:宿泊費、現地交通費
- 研修費:授業料、参加費、個人指導料、文献購入費、道具使用料、材料費等
<奨励金の交付時期>
| 研修期間 | 支払い回数 | 支払い時期・内容 |
|---|---|---|
| 3ヶ月未満 | 1回 | 研修終了後に全額 |
| 3ヶ月以上6ヶ月未満 | 2回 | 1回目:研修開始の翌月に2分の1、2回目:研修終了後に残りの2分の1 |
| 6ヶ月以上9ヶ月未満 | 3回 | 1回目:研修開始の翌月に4分の1、2回目:1回目支払月から3ヶ月後に4分の1、3回目:研修終了後に2分の1 |
| 9ヶ月以上12ヶ月以内 | 4回 | 1回目:開始翌月に5分の1、2回目:1回目から3ヶ月後に5分の1、3回目:2回目から3ヶ月後に5分の1、4回目:終了後に5分の2 |
■2 指導者育成研修への参加費助成
<対象者>
- 金沢市内の特定の伝統産業・芸能事業者が開催する研修に、石川県外から参加し、専門的な知識及び技術の習得を希望する者
<助成対象事業>
- 伝統産業と伝統芸能の指導者育成を目的として開催される研修への参加
- 研修期間は1年以内であること
- 参加者が石川県外在住者であること
<助成金額>
- 助成対象経費の2分の1以内の額(千円未満切り捨て)
- 上限額:50万円
<助成対象経費>
- 旅費:居住地からJR金沢駅までの最も経済的な往復運賃(自家用車・タクシー不可)
- 滞在費:宿泊費、現地交通費
- 研修費:授業料、参加費、個人指導料、材料費等
■3 後継者・指導者育成研修への開催費助成
<対象者>
- 金沢市内の伝統産業技術伝承事業者、特定後継者雇用事業者、縁付金箔製造伝承事業者、民俗芸能保持団体等
<助成対象事業>
- 後継者・指導者育成を目的として金沢市内で開催される研修の開催費
- 期間:通算5日以上30日以内(同一の研修に限る)
- 参加者:専門的な基礎技術を修得した者
<助成金額>
- 助成対象経費の2分の1以内の額(千円未満切り捨て)
- 上限額:30万円
<助成対象経費>
- 会場借上料、講師謝金、講師旅費、研修教材等諸費(資料印刷費、材料費)
- ※飲食代等は対象外
対象者の詳細
Ⅰ 海外・国内研修への参加費助成
金沢の伝統産業や伝統芸能に関する知識および技術の修得を目的とした研修に参加する方を対象とします。以下のいずれかの区分に該当し、かつ、奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内において本市の伝統産業等を生業とし、後継する意思がある方が対象となります。
-
1 金沢市伝統産業技術研修者の奨励金交付対象者
金沢市内に居住し、伝統産業に関する知識及び技術の修得を志す者で、おおむね40歳以下の方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内で本市伝統産業を生業とし、後継する意思があること -
2 金沢市伝統産業新規参入研修者の奨励金交付対象者
金沢市内に居住し、生業とする意思をもって、金沢市伝統産業技術伝承事業者のもとで伝統産業に関する知識及び技術を修得しようとする者で、おおむね30歳以下の方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内で本市伝統産業を生業とし、後継する意思があること -
3 金沢市希少伝統産業後継者の奨励金交付対象者
金沢市の伝統産業のうち、後継者が極めて少ない伝統産業に関する知識及び技術を修得し、生業とする意思のある者で、おおむね40歳以下の方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内で後継者が極めて少ない伝統産業を生業とし、後継する意思があること -
4 金沢卯辰山工芸工房技術研修者の奨励金交付対象者
金沢卯辰山工芸工房に技術研修者として在籍する方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内で陶芸、漆芸、染、金工、又はガラス工芸を生業とし、後継する意思があること -
5 金沢市縁付金箔製造技術研修者の奨励金交付対象者
縁付金箔の製造に関する知識及び技術を習得し、生業とする意思のある方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、縁付金箔の製造を生業とし、後継する意思があること -
6 金沢市伝統芸能伝習者の奨励金交付対象者
金沢市内に居住し、能、狂言、及び素囃子に関する知識及び技術の修得を志す者で、おおむね40歳以下の方、共通条件:奨励金の交付期間が終了した50歳未満の者で、金沢市内で本市伝統芸能を生業とし、後継する意思があること
※金沢の文化の人づくり助成事業における対象者は、目的とする研修内容や担う役割によって細かく規定されています。ご自身の状況に合わせて、いずれかの区分に該当するかご確認ください。
公式サイト
- 公式ホームページ
- https://www4.city.kanazawa.lg.jp/bunka_sports_kanko/bunka_geijutsu/17231.html
- 金沢市公式サイト・公式ホームページ
- https://www4.city.kanazawa.lg.jp/index.html
本助成事業では電子申請システム(jGrants等)は導入されておらず、指定のWordファイルをダウンロード・記入して提出する形式となっています。研修開始時期により募集期限が異なるため注意が必要です。
お問合せ窓口
- 募集期間内であっても、予算上限に達し、募集を締め切っている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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