子育てグリーン住宅支援事業(リフォーム補助金)
目的
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、エネルギー価格等の物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯等に対し、ZEH基準を上回る高い省エネ性能を有する新築住宅の取得を支援します。これにより、家計の負担軽減を図るとともに、2030年度までの新築住宅の省エネ基準引き上げを見据えた良質な住宅ストックの形成を促進します。
申請スケジュール
予算上限に達し次第、期限前でも申請の受付を終了します。早期の申請が推奨されます。
- 事業者登録
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- 登録受付開始:2025年03月上旬
補助金の申請を行うには、まず「補助事業者」としての登録が必要です。複数登録はできません。法人の場合は商業法人登記の写し、個人の場合は印鑑証明書等が必要になります。
- 交付申請・予約
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- 公募開始:2025年03月下旬
- 申請締切:2025年12月31日
工事の出来高が一定以上に達した時点(リフォームは完了後)で申請可能です。予約制度を利用することで、一定期間予算を確保できます。分譲住宅の事前登録制度も任意で利用可能です。
- 予約提出期限:令和7年11月30日まで
- 予約有効期限:予約から3ヶ月以内(リフォーム一括は9ヶ月以内)
- 交付決定・補助金交付
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交付申請後、順次
事務局による審査を経て交付決定が行われ、補助事業者に補助金が支払われます。受け取った補助金は共同事業者に全額還元(家賃への充当など含む)する必要があります。
- 完了報告
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- 戸建住宅報告期限:2026年07月31日
- 共同住宅報告期限:2027年04月〜2028年02月
新築住宅の場合、引渡しと入居の完了後に報告が必要です。期限を過ぎると補助金の返還(加算金含む)を求められるため、厳重な注意が必要です。
- 戸建住宅:令和8年7月31日(予定)
- 共同住宅等(10階以下):令和9年4月30日(予定)
- 共同住宅等(11階以上):令和10年2月29日(予定)
対象となる事業
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、新築住宅の省エネ化や、既存住宅の省エネ改修などを支援することを目的としています。特に、エネルギー価格高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯への手厚い支援を特徴としています。本事業の申請は、住宅の新築工事や販売、または既存住宅のリフォーム工事を行う事業者が行います。
■1 住宅の新築・購入に関する補助
新築住宅の補助は、住宅の性能や対象世帯によって複数のタイプに分かれています。
<補助対象期間>
- 令和6年11月22日以降に基礎工事より後の工程の工事に着手したものが対象
<a. GXタイプ>
- 対象:すべての世帯
- 補助額:1戸あたり1,600,000円
- 断熱性能:外皮性能が断熱等性能等級6以上であること
- 一次エネルギー消費量削減率:再生可能エネルギーを除き35%以上、再生可能エネルギーを含め原則100%以上の削減率を達成すること
- HEMS:高度エネルギーマネジメントシステム(HEMS)を導入し、住宅内の冷暖房設備や給湯設備等を制御可能であること
- 床面積:50㎡以上240㎡以下
- 立地:土砂災害特別警戒区域や災害危険区域などに該当しないこと
<b. 子育てタイプ>
- 対象:子育て世帯(令和6年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯)または若者夫婦世帯(令和6年4月1日時点で夫婦のいずれかが39歳以下の世帯)
- 補助額(長期優良住宅):1戸あたり800,000円(建替前住宅等の除却を行う場合は1,000,000円)
- 補助額(ZEH水準住宅):1戸あたり400,000円(建替前住宅等の除却を行う場合は600,000円)
- 要件(長期優良住宅):地方公共団体の認定を受けたものであること
- 要件(ZEH水準住宅):外皮性能が断熱等性能等級5以上、一次エネルギー消費量の削減率が20%以上であること
- 床面積・立地:GXタイプと同様(50㎡〜240㎡、特定の災害リスク区域外)
- 賃貸住宅の場合:新築後最初の3か月間は子育て世帯等に限定し、優遇家賃を設定する必要がある
■2 既存住宅のリフォームに関する補助
既存住宅のリフォームについては、実施する改修工事の内容に応じて補助額が算定され、タイプごとの上限額が設定されています。
<補助対象期間>
- 令和6年11月22日以降にリフォーム工事に着手したものが対象
<補助タイプ(上限補助額)>
- Sタイプ:必須工事3種(開口部断熱、躯体断熱、エコ住宅設備)の全てを実施する場合(上限600,000円/戸)
- Aタイプ:必須工事3種のうち、いずれか2種を実施する場合(上限400,000円/戸)
- ※1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請不可
<補助対象工事(必須工事)>
- 開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換)
- 躯体の断熱改修(外壁、屋根・天井、床の断熱改修)
- エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓、蓄電池)
<補助対象工事(附帯工事)>
- 子育て対応改修(家事負担軽減設備、防犯性向上開口部、生活騒音配慮開口部、対面化改修)
- 防災性向上改修(ガラス交換、外窓交換)
- バリアフリー改修(手すり、段差解消、廊下幅拡張、衝撃緩和畳)
- 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置
- リフォーム瑕疵保険等への加入
補助内容
■S リフォーム【Sタイプ】
<申請要件>
「①開口部の断熱改修」「②躯体の断熱改修」「③エコ住宅設備の設置」のすべてに該当するリフォーム工事を実施する必要があります。
<最低申請額>
1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。
■A リフォーム【Aタイプ】
<申請要件>
「①開口部の断熱改修」「②躯体の断熱改修」「③エコ住宅設備の設置」のいずれか2項目以上に該当するリフォーム工事を含んでいる必要があります。
<最低申請額>
1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。
■工事詳細 補助対象となるリフォーム工事の主な項目
<1. 開口部の断熱改修>
| 区分 | 内容/サイズ | 補助額 |
|---|---|---|
| ガラス交換 | 大(1.4㎡以上) | 20,000円/枚 |
| ガラス交換 | 中(0.8㎡以上1.4㎡未満) | 14,000円/枚 |
| ガラス交換 | 小(0.1㎡以上0.8㎡未満) | 8,000円/枚 |
| 内窓設置 | 大(2.8㎡以上) | 36,000円/箇所 |
| 内窓設置 | 中(1.6㎡以上2.8㎡未満) | 28,000円/箇所 |
| 内窓設置 | 小(0.2㎡以上1.6㎡未満) | 21,000円/箇所 |
| 外窓交換 | 大(2.8㎡以上) | 49,000円/箇所 |
| 外窓交換 | 中(1.6㎡以上2.8㎡未満) | 39,000円/箇所 |
| 外窓交換 | 小(0.2㎡以上1.6㎡未満) | 30,000円/箇所 |
| ドア交換 | 大(開戸1.8㎡以上、引戸3.0㎡以上) | 57,000円/箇所 |
| ドア交換 | 小(開戸1.0㎡〜、引戸1.0㎡〜) | 34,000円/箇所 |
<2. 躯体の断熱改修>
該当情報は見つかりませんでした(基準を満たす断熱材の使用が条件)。
<3. エコ住宅設備の設置>
| 設備名称 | 補助額 |
|---|---|
| 太陽熱利用システム | 30,000円/戸 |
| 節水型トイレ(掃除しやすい機能有) | 23,000円/台 |
| 節水型トイレ(その他) | 21,000円/台 |
| 高断熱浴槽 | 32,000円/戸 |
| 高効率給湯器 | 30,000円/戸 |
| 節湯水栓 | 6,000円/台 |
| 蓄電池 | 64,000円/戸 |
<4. 子育て対応改修(イ)家事負担軽減設備>
| 設備名称 | 補助額 |
|---|---|
| ビルトイン食器洗機 | 25,000円/戸 |
| 掃除しやすいレンジフード | 13,000円/戸 |
| ビルトイン自動調理対応コンロ | 15,000円/戸 |
| 浴室乾燥機 | 23,000円/戸 |
| 宅配ボックス(住戸専用) | 11,000円/戸 |
| 共用宅配ボックス | 11,000円/ボックス(最大20まで) |
<4. 子育て対応改修(ロ)防犯性向上(開口部)>
| 区分 | サイズ | 補助額 |
|---|---|---|
| 外窓交換 | 大(2.8㎡以上) | 37,000円/箇所 |
| 外窓交換 | 中(1.6㎡以上2.8㎡未満) | 26,000円/箇所 |
| 外窓交換 | 小(0.2㎡以上1.6㎡未満) | 22,000円/箇所 |
| ドア交換 | 大(開戸1.8㎡以上、引戸3.0㎡以上) | 53,000円/箇所 |
| ドア交換 | 小(開戸1.0㎡〜、引戸1.0㎡〜) | 38,000円/箇所 |
<4. 子育て対応改修(ハ)生活騒音配慮(開口部)>
| 区分 | サイズ | 補助額 |
|---|---|---|
| ガラス交換 | 大 / 中 / 小 | 11,000円 / 8,000円 / 3,000円 |
| 内窓設置 | 大 / 中 / 小 | 12,500円 / 10,000円 / 8,500円 |
| 外窓交換 | 大 / 中 / 小 | 25,000円 / 20,000円 / 17,000円 |
| ドア交換 | 大 / 小 | 36,000円 / 32,000円 |
<4. 子育て対応改修(ニ)キッチン対面化>
補助額:91,000円/戸(シンク・コンロ・換気設備等が一体でリビングを見渡せるレイアウトへの改修)
<5. 防災性向上改修>
| 区分 | サイズ | 補助額 |
|---|---|---|
| ガラス交換 | 大 / 中 / 小 | 18,000円 / 12,000円 / 7,000円 |
| 外窓交換 | 大 / 中 / 小 | 41,000円 / 27,000円 / 16,000円 |
<6. バリアフリー改修>
| 工事内容 | 補助額 |
|---|---|
| 手すりの設置 | 6,000円/戸 |
| 段差解消 | 7,000円/戸 |
| 廊下幅等の拡張 | 28,000円/戸 |
| 衝撃緩和畳の設置 | 21,000円/戸 |
<7. エアコンの設置>
| 冷房能力 | 補助額 |
|---|---|
| 3.6kW以上 | 27,000円/台 |
| 2.2kW超~3.6kW未満 | 24,000円/台 |
| 2.2kW以下 | 20,000円/台 |
<8. リフォーム瑕疵保険等への加入>
1契約あたり 7,000円
対象者の詳細
補助対象となる住宅と世帯の要件
補助対象となる住宅のタイプにより、入居する世帯の要件が以下の通り定められています。
-
1 GX志向型住宅(新築)
すべての世帯が対象(世帯の種類を問わない) -
2 長期優良住宅またはZEH水準住宅(新築)
子育て世帯:申請時点で18歳未満の子を有する世帯(原則として令和6年4月1日時点で18歳未満)、若者夫婦世帯:申請時点で夫婦であり、いずれかが39歳以下である世帯(原則として令和6年4月1日時点で39歳以下)、※令和7年3月末までに着工する住宅については、令和5年4月1日時点の年齢判定を適用できる特例あり -
3 既存住宅のリフォーム工事
すべての世帯が対象、住宅取得者等(所有者・法人・居住者・管理組合等)が含まれる
■補助対象外となる対象者
以下の者は直接の申請者(補助事業者)になることはできません。
- 一般消費者(工事の発注者、住宅の購入者)
一般消費者が補助金を受け取るには、登録事業者(補助事業者)を通じて申請を行う必要があります。
※本事業は新築の高性能住宅(子育て世帯・若者夫婦世帯)およびリフォーム(全世帯)を支援するものです。詳細は公募要領をご確認ください。
お問合せ窓口
- 募集期間内であっても、予算上限に達し、募集を締め切っている場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 施策のご利用にあたっては、公式のお問合せ窓口までお問い合わせください。